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Happy My Life

日常とか技術とか

LLVM/Clang実践活用ハンドブックが発売されました

ということで、「LLVM/Clang実践活用ハンドブック」というLLVM/Clang関連の本を出しました。

LLVM/Clang実践活用ハンドブック
出村成和
ソシム
売り上げランキング: 4,679

目次等は、ソシムさんのHPを参考にして貰うとして。LLVMの本といえば、きつねさんでもわかるLLVM ~コンパイラを自作するためのガイドブック~を思い浮かべる人も多いでしょうが、きつねさんの本はコンパイラをつくるための解説をしているのに対して、今回の本は、Clangを有功に使う側にとって必要な知識等について解説しています。

Clangは普通にgccなどのコンパイラの代替として使う分には便利なコンパイラだと思います。開発で使っていてもいろいろ便利だと感じた点も多々ありますし。ただ、Clangの便利な機能(LibClang、LibTooling)を有効活用しようとすると、いきなりハードルが上がる印象があります。パッと思いつく限りはこんな感じでしょうか。

  • ドキュメントを読む時点から、コンパイラの基礎的な仕組み、アルゴリズムについての知識が必要となる(SSA、CFGなど)
  • 現時点でLLVMの公式ドキュメントは概要程度の説明が主。実際にソフトウェアを作成するを作成する場合はソースコードとサンプルコードを参考に作成することになる

このあたりは、割と検索するのが大変ですし、そういう意味では、よりClangを活用するためには、知っておくとよい事をメインに書いてあります(さすがに全部ではないです。ボリュームがありすぎて…)内容としては読み物風でもありますし、そのあたりは気軽に手にとって頂ければと。